平壌市内の別の情報筋は、今回の計画について「口減らしが目的ではないか」と疑っている。今までのような食糧配給が困難になったため、人口を減らすことで縮小均衡させようとしているのではないか、との見立てである。
北朝鮮当局が、平壌の人口を無理やり減らそうとしたことは今までもある。
もともと平安南道(ピョンアンナムド)に属していた勝湖(スンホ)区域、中和(チュンファ)郡、祥原(サンウォン)郡、江南(カンナム)郡は、1963年5月に平壌市に編入されたが、2010年に平壌市から黄海北道(ファンヘブクト)の管轄に移された。