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中国のデイリーNK対北朝鮮情報筋によると、トラックの積荷は工場の設備だ。

「中国のトラックのほとんどは、羅先(ラソン)に進出している中国の工場にあった設備を分解して積んでいる。中朝国境が閉鎖されることを懸念した中国企業が、さらに強力な制裁が施行される前に資材を持ち出そうとしている」(情報筋)

羅先は1991年に自由経済貿易区となり、2011年には中朝経済特区が設置され、多数の中国企業が進出している。それらの資産が、制裁を積極的に履行している中国への報復として北朝鮮に没収されるのではないかと、中国企業関係者は懸念しているのだ。

こうした懸念には、それなりの根拠がある。