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野党「正しい政党」のイ・ジョンチョル報道官は、「大統領の認識がこの程度とは驚愕し、絶望を感じる」と激しく非難した。

また文化日報によると、実際にビラを飛ばす活動を行っている脱北者団体・自由北韓運動連合の関係者は、「いかなる状況でも、ビラの散布をやめない」と反発し、8月15日前後に北朝鮮に向けて「文在寅大統領の父親は北朝鮮出身の失郷民だが、こんな裏切り者の息子でも大統領になれる自由がある」という内容のビラを飛ばすと予告した。

この団体は、昨年12月に中国吉林省長白朝鮮族自治県から、北朝鮮の恵山(へサン)市にある金日成氏の銅像と普天堡(ポチョンボ)勝利記念塔までドローン2機を飛ばし、北朝鮮当局を激怒させるなど、過激な活動で知られている。

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文在寅大統領の指示に猛反発している野党だが、与党だった時にはこの団体の行動を押さえ込もうとしていた。