職員・協力者を合わせ数十万人の情報網を北朝鮮社会のあらゆる場所に張り巡らせ、国民の一挙手一投足を監視し、恐怖政治の象徴である政治犯収容所も運営する。
保衛省が管理する各種の拘禁施設の中では、強制労働、拷問が横行しており国際社会の激しい批判を浴びている。とりわけ、女性虐待が日常化している実態は、元収容者や関係者の告発により明らかになっている。
(参考記事:北朝鮮、拘禁施設の過酷な実態…「女性収監者は裸で調査」「性暴行」「強制堕胎」も)近年では、金正恩氏の意向で北朝鮮国民が韓流ビデオなどの海外コンテンツに触れることに対して厳しく取り締まっている。