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朝鮮半島の西海岸沖を北上し、北朝鮮のピダン島をかすめるようにして丹東の東港に入港するこのルートは、白頭山に向かう韓国人観光客や、韓国に向かう中国人観光客の利用が多い。

このルートにはもう一つ、知られざる顔がある。韓国と北朝鮮の首都・平壌を結ぶ宅配ルートになっているのである。その仕組みは次のようなものだ。

中国朝鮮族の商人は、平壌の客から注文を受け、韓国で品物を購入し、午後6時仁川発のフェリーに乗る。翌朝8時(中国時間)に丹東に到着すると、品物は通関を経て、早ければその日のうちに平壌の客の手元に届くという具合だ。