北朝鮮軍で反金正恩の「クーデター謀議」か…首都防衛の師団長ら

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首謀者は、師団長を勤めていた50代のカン少将。北朝鮮の陸軍士官学校である姜健(カンゴン)総合軍官学校の出身で、在学中には同期の代表である大隊長を務め、卒業後も同期のリーダー格として一目置かれてきた。

謀議に参加したのは全部で17人。うち8人が第3軍団所属で、師団長、副師団長、師団参謀長、連隊長たちだった。

カン少将は7〜8年前から、私的な集まりを持っていたという。当初から反体制が目的とされていたかは不明だが、金正恩氏が最高指導者の座についたころから、徐々に反体制的な色合いを帯びるようになったもようだという。彼らは今年の1月にことを起こそうと計画を練っていた。ところが、内部から密告者が出た。