平安南道(ピョンアンナムド)の情報筋によると、中国遼寧省の丹東で製造業に携わっていた外貨稼ぎ機関が先月末に撤退した。実績が良くなかった上に、労働者の怒りが渦巻き、危険な状況になったからだ。
この工場で働く労働者は、朝鮮中央銀行の口座への振り込みで受け取ることになっていた。現金を手にするには、帰国後に手渡されるキャッシュカードで引き出す必要がある。
しかしネットバンキングをできるわけでもなく、通帳の記帳もできないため、口座にいくら振り込まれているのか確認のしようがない。そして帰国後に口座の残高を確認して見て初めて、約束された額が振り込まれていないことに気づくというのだ。
それだけではない。