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注目すべきは、金正恩氏の方針が伝達される際、「(金正恩氏が)該当職員が撮影した平壌東大門(トンデムン)市場、平城(ピョンソン)駅、南浦(ナムポ)市江西(カンソ)市場の映像を見られて下されたお言葉」から始まったという点だ。情報筋は、金正恩氏は「市場に出された商品などの質と包装を、盗撮映像を通じて確認したものと推測される」と情報筋は述べた。

どうやら、隠し撮りの目的は市場の動向を調べて統制することが狙いのようだ。

情報筋は、「金正日時代にも、平壌市の松新(ソンシン)市場を撮影した映像をもとに市場を維持する方針が下された。金正日は住民たちを隠し撮りした映像を見ながら、情勢を判断することが多かった」としながら、「幹部にこっそり撮影させた映像をどれだけ見ようと、情勢を正しく知ることなどできない」と、金正恩氏の姿勢を非難した。