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韓国や第三国を目指しての脱北ではなく、中国で数カ月から数年働き、カネを稼いで北朝鮮に戻る「出稼ぎ脱北」を行う人の方が多いからだ。

しかし、北朝鮮当局の国境警備の厳重さを考えると、中国に向かう人も減ったと考えるのが自然だろう。

警備の厳重さの一例として挙げられるのが、「発見すれば即時射殺せよ」という方針だ。

咸鏡北道(ハムギョンブクト)の穏城(オンソン)郡南陽(ナミャン)労働者区では昨年11月、住民2人が国境を流れる川を渡り、中国に脱北しようとしたが、国境警備隊に射殺された。事前警告なしに銃撃した兵士は、副隊長から表彰されたという。

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脱北の取り締まり強化に伴い、よりリスクの低い海上からの脱北が増加傾向にある。

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