今月1日、小型漁船に乗って韓国海域に流れ着き亡命を求めた北朝鮮人5人は平壌出身のエリート層であることがわかったと、韓国の朝鮮日報が報じた。
韓国政府筋は、亡命した5人は、エンジニアのAさんとその息子、息子のカノジョ、Aさんの弟家族だったと明らかにした。Aさんも息子もそのカノジョも、平城(ピョンソン)理科大学を卒業したエリートで、平壌で暮らしていた。
中朝国境で、一歩間違えれば人身売買の被害に遭いかねない一般的な脱北者とは、かなり様相の異なる話である。
(参考記事:中国で「アダルトビデオチャット」を強いられる脱北女性たち)5人は、金正恩政権になってから体制に疑問を抱くようになったという。