そして男性の受刑者が死体を背負って山に登り、薪に火を付けて焼いていました。そばには遺骨の灰がうず高く積み上がっていて、作業をするときにはそこを踏んで通らざるを得ませんでした。教化所での生活は、死んだ人を横に寝かせたままで食事をするのが日常と言ってもいいほどでした」
問:受刑者が死亡したら遺族には通知されるのですか?
「そんなことをするわけがありません。3年の刑を終えたら、教化所から家族のもとに通知書が届きます。出所させるから連れて帰れと。身寄りのない人も少なからずいたのですが、そういう人は出所させてもらえませんでした。それで死んだらプルマン山で焼かれて一巻の終わりです。そうやって死んだ人は数多く存在します。