と、思っていたら、米国のローゼンスタイン司法副長官が気の利くことを言ってくれた。「北朝鮮で労働教化(hard labor)は拷問(torture)を意味する」と発言したのだ。
言われてみればその通りだ。教化所をはじめ、北朝鮮の拘禁施設で起きている出来事は、我々の感覚から言えば拷問そのものだ。
(参考記事:北朝鮮、拘禁施設の過酷な実態…「女性収監者は裸で調査」「性暴行」「強制堕胎」も)具体的にどんなことが行われているのか、2008年から2年間、全巨里(チョンゴリ)教化所(刑務所)に収監された脱北女性の証言を以下に紹介する。