これは、文在寅政権が北朝鮮の核実験、ミサイル発射実験には毅然とした姿勢を示す一方で、民間交流は認めて、南北関係を改善する意思を改めて示したものと言える。
統一省は、6・15共同宣言実践南側委員会が先月23日に提出した「対北接触申請」を承認した。同委員会は、6・15共同宣言の17周年記念行事の開催についての協議を行うために北朝鮮を訪問するとして、政府の承認を求めていた。
6・15共同宣言とは、2000年に金大中大統領と金正日総書記が、初の南北首脳会談で発表したもので、朝鮮半島の分断問題は、朝鮮民族が自主的に解決するといった内容が含まれている。