北朝鮮の金正恩党委員長が、予定されていた地方の現地指導をキャンセルしていたことが明らかになった。どうやら警備がらみの理由からのようだ。
特殊なトイレを使用するなど、常に身の回りのことに気を使ってきた正恩氏だが、情勢の緊迫により、いっそう神経質になっているのかもしれない。
(参考記事:金正恩氏が一般人と同じトイレを使えない訳)粛正の口実に
米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、金正恩氏は18日午後2時から、両江道(リャンガンド)恵山(ヘサン)市の城後洞(ソンフドン)の愛育院(孤児院)の竣工式に参加する予定となっていた。建物は4月に完成していたが、正恩氏の現地指導のタイミングに合わせて式典が延期になっていった。