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一方、USBメモリなどに保存されて北朝鮮に持ち込まれるドラマ、映画、バラエティは、もともと北朝鮮ではなく、韓国や海外のマーケットを対象に練られたコンテンツなので、娯楽色が強い。

現在の対北放送は、最新の世界情勢を知りたがっている少数の知識人や、気象情報を必要とする漁民、市場情報を求める商人たち以外にとっては、ありがたみが薄いのだろう。処罰されるリスクを甘受してまで積極的に聞こうとするものではないというわけだ。

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ということは逆に、米国が誇るハリウッドの「エンタメ力」を動員できるならば、かなり破壊力の強い情報流入を実現できるかもしれないということだ。