人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

「北朝鮮当局はこれ以上、住民の基本的人権と最低限の人間的な生活を営む権利を無視すべきでないでしょう。 私たちは、北朝鮮当局の誤った選択のせいで苦しみの中にある、北朝鮮住民の惨状から目をそらさないでしょう。 今からでも、人類の普遍的価値を尊重し、国際的な義務と規範を遵守する正常な国際社会の一員となるよう願います」

自国民に対して暴虐な国家は、隣人にとって安全な存在とはなり得ない。人権を保障された北朝鮮国民のつくる、民主的な体制とのみ平和共存は可能である――朴氏がこのような結論に近づいていたのなら、それはまったく正しいと思う。

なぜなら、北朝鮮が核開発を強行し続けられるのは、金正恩氏が明確に「核武装した独裁者」を目指しているからであり、その陰で国民に多大な犠牲を強いながらも、世論の反発を受けて退陣させられる心配がゼロだからだ。国民が核開発への反対を唱えようものなら、軍隊に虐殺されるか、政治犯収容所で拷問され処刑されてしまう。

(参考記事:抗議する労働者を戦車で轢殺…北朝鮮「黄海製鉄所の虐殺」

文氏は就任当日、さっそくトランプ米大統領と電話会談を行い、「韓米同盟が韓国の外交・安保の根幹」と述べた上で、北朝鮮の挑発抑止と核問題解決に向けたトランプ氏の姿勢を高く評価したという。