人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

先週末に中国にやって来た咸鏡南道(ハムギョンナムド)の住民は、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)に対し、咸興(ハムン)から中朝国境に面した両江道(リャンガンド)の恵山(ヘサン)までワンボックスカーのタクシーで移動したら、運賃は100元(約1640円)で以前と変わらなかったという。

いずれにせよ、情勢の影響で不安がいっそう拡大するようなら、北朝鮮国民の金正恩体制に対する不信が強まる可能性がある。

(参考記事:「いま米軍が撃てば金正恩たちは全滅するのに」北朝鮮庶民のキツい本音

高英起(コウ・ヨンギ)

1966年、大阪生まれの在日コリアン2世。北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」編集長。北朝鮮問題を中心にフリージャーナリストとして週刊誌などで取材活動を続けながら、テレビやラジオのコメンテーターも務める。主な著作に 『脱北者が明かす北朝鮮』 『北朝鮮ポップスの世界』 (共著) 、 『金正恩 核を持つお坊ちゃまくん、その素顔』 『コチェビよ、脱北の河を渡れ ―中朝国境滞在記―』 など。

脱北者が明かす北朝鮮 (別冊宝島 2516) 北朝鮮ポップスの世界 金正恩 核を持つお坊ちゃまくん、その素顔 (宝島社新書) コチェビよ、脱北の河を渡れ―中朝国境滞在記