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イムさんによると、収監者は朝5時から夜11時までの強制労働を課せられる。基本的に休日はなく、何らかのミスがあれば、徹夜の作業を強いられることもあった。逃亡者の有無のチェックは1日に3回あった。

彼女の担当区域の収監者のほとんどが、女性と子どもたちだった。健康な男性は炭鉱送りになり、その多くが死んでしまうからだ。炭鉱でガス爆発が起きたとき、警備兵は、生存者の救出活動を行うどころか、彼らが逃亡することのないように坑道を封鎖。その結果、300人が犠牲になった。

拘禁施設内で、女性収監者は男性警備兵に性的関係を迫られる。

(参考記事:北朝鮮、拘禁施設の過酷な実態…「女性収監者は裸で調査」「性暴行」「強制堕胎」も

その結果として妊娠した場合は、中絶させられたという。