その外国公館とは、北朝鮮と最も緊密な関係にある中国の大使館である。
中国の在北朝鮮大使館が先月中旬、現地在住の華僑に対して中国への一時帰国を勧告していたことがわかった。しかし、勧告を受けて帰国した人はさほど多くなかったようだ。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。
2、3ヶ月に1回のペースで北朝鮮と中国を行き来しているという平壌在住の華僑は、RFAの取材に、通常より1ヶ月早く中国へ出国したと述べた。先月20日ごろに中国大使館が「できる限り中国にいた方が良い」との勧告を出したことを受けてのことだという。