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事態を重く見た金正日総書記は、「99常務」と呼ばれるタスクフォースを立ち上げた。保衛指導員が3、医療従事者が7の割合で構成されたこの組織は、全国で性感染症の検査を行った。

ちなみにこの検査だが、「性感染症の検査」という名目では行われなかった。これは、隠蔽しているのではなく、性について公の場で語ることを避ける社会的風潮によるものだ。

性教育の不在は、女性がいかに身を守るかという知識を持っていないことにより、女性が不利な立場に立たされることが多い。