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情報筋によれば、中国が原油供給を止めたとの噂や、平壌でガソリン価格が高騰しているという情報に加え、倉庫からガソリンが盗まれたとの噂までが広がり、平城での価格上昇につながったもようだという。そうした話を聞きつけた平城の商人たちが、ガソリンを売り惜しみしているようだ。

それに伴い、「ソビ車」と呼ばれる個人営業のタクシー・運送業者の運賃が上がるのではないかとの話が拡散。市場では利用客が目に見えて減ってしまい、ドライバーたちは不安がっている。

一方、両江道(リャンガンド)の内部情報筋も、同地でガソリン価格が高騰していると伝えている。1日のガソリン価格は1万4100北朝鮮ウォン(約183円)だった。また、ディーゼル油も4270北朝鮮ウォン(約55円)から1万1750北朝鮮ウォン(約153円)まで上昇した。