逮捕されて間もないため、5人に対してどのような処罰が下されるかは不明だが、通常ならば政治犯収容所に送られるかもしれない重罪だ。
(参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…)北朝鮮の刑法は183条で「退廃的、色情的、醜雑な内容を反映した絵、写真、図書、録画物、電子媒体などを許可なく他国より輸入、制作、流布、保管した者は1年以下の労働鍛錬刑(懲役)に処する」と定めている。また、184条では視聴も禁じている。制作、販売で銃殺された事例もある。
(関連記事:北朝鮮「盗撮成人モノ映像」事件…20代の青年はなぜ処刑されたのか)3月には、恵山から15キロ北東にある普天(ポチョン)郡の新興里(シヌンリ)でも、アダルトビデオを見ていた人が逮捕されるなど、同様の事件が相次いでおり、当局はノートテル所有者に対する取り締まりを強化している。