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中国の対北朝鮮情報筋によると、北朝鮮労働者を雇用する中国企業の間で、賃金に関する情報を交換する動きが出ている。

北朝鮮当局は、中国企業に対し労働者の賃金を公開しないことを要求してきた。他の企業との交渉時に優位に立てるからだ。しかし、「労働者の賃金が高すぎる」「北朝鮮に騙されているのではないか」と感じた中国企業が、情報を交換することで、北朝鮮当局の賃上げ要求をかわそうとしているようだ。

中国企業が北朝鮮労働者を雇うメリットは「欠勤や離職が基本的にない」「賃金が安い」という2つが最も大きい。しかし、賃金が過剰に高くなり、労働者が寝泊まりする施設の提供に加え、労働者を監視する監督者の生活費まで負担することを要求されるなどし、賃金が安いというメリットがなくなりつつあると情報筋は指摘する。