人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

また、中国版ツイッターの微博(ウェイボー)では「列車でわずか数時間で行けるのに、こんな路線を開設して儲かるのか」という声も上がっているが、そもそも反応自体が非常に少ない。また、「この2年で成都、杭州、ソウル路線を相次いで開設したが、ぜんぶ廃止された」として、平壌路線の将来は明るくないだろうと見ている人もいる。

丹東空港は、2008年から2014年にかけて大々的な改修工事を行い、ターミナルも建て直したが、閑古鳥が鳴いている有様だ。北京便は毎日運行されているものの、上海、青島、煙台が日、月、水、金に運航されているだけで、年間の利用客数は21万人(2016年)に過ぎない。

丹東市民や同市への訪問客は、直行バスで結ばれており便数が圧倒的に多い瀋陽空港を利用することが多い。利用客数は1496万人(2016年)と、丹東空港とは比較にもならないほどの多さだ。