HOME > 連載 > 高英起の無慈悲な編集長日誌 > 「兄殺し」の正当化を始めた金正恩氏の言い分 2017年03月04日 | 金正男 聯合はどのようにして通話が可能になったかを明らかにしていないが、ハン氏か親戚のどちらかが第三国に出ていたものと思われる。 その電話での会話で親戚は「事件が起きてから10日で、平壌市民全員に知れ渡った」と述べた上で、「最近、市民を対象にした学習や政治講演会が増えた、いずれも国と革命の前で罪を犯せば肉親と言えども許してはならないという内容」だったと伝えた。 そして、その講演を聞いた人々は「金正恩が、兄である金正男氏の殺害命令を下したことを正当化しようとしている」とひそひそ話をしているという。 123