情報筋は「今までの講演会で自強力を強調することはあっても、中国批判は聞かれなかった」「国境地域の人々は貿易、密輸など中国との交易さえ続けられれば生き残れるだろうと考えていただけあって、今回の講演内容に当惑している」と述べた。
しかし、このような講演内容は当局の本音ではないだろうというのが大方の見方だ。経済制裁によるダメージを和らげるための唯一のルートである中国に、北朝鮮が完全に背を向けるのは難しいだろうということだ。
そのため、一部の人は「中国への過度な傾倒への警告」と見ている。豊かな中国に好感を持つ人が増えているが、これが体制にとって好ましくないため、一種の「警告」を与えたようなものだということだ。
情報筋は、次のように語った。