また、北朝鮮には韓国や中国のラジオを密かに聞いて、情報を得ている人が相当数おり、韓国のテレビを見ている人すら存在する。軍事境界線から近いエリアはもちろんのこと、首都・平壌を越え、ソウルから300キロも離れた平安北道博川(パクチョン)や雲山(ウンサン)でも、韓国のテレビが受信できる。

北朝鮮当局が、正男氏殺害の事実が国内で拡散するのを防ぐ手段はないと言っていいだろう。果たしてこの情報は、北朝鮮国民の胸中にどんな思いを生じさせるのだろうか。