2015年1月には、金正淑(キムジョンスク)師範大学の学生を乗せた両江道(リャンガンド)貿易局の車がスリップで横転し、14人が死亡する事故が起きている。
この方針を伝え聞いたドライバーたちは、自分の全財産である車を奪われまいと、少しでも天気や道路事情が悪ければ、車を出さなくなってしまった。そのため、運送用のトラックが不足気味になり、運送料が上がってしまった。
咸鏡南道(ハムギョンナムド)の別の情報筋は、今回の方針を受けて車の購入を取り止めたとし、「個人の車を奪う目的かどうかは断定できないが、ドライバーの立場からするとそう考えるのも無理はない」と述べた。全財産である車を奪うのはあまりにも罰が重すぎるということだ。
しかし、ドライバーの方にも問題は多い。