この中には脱北者も含まれていると、韓国の聯合ニュースが伝えている。
現地の関係者は、少数の脱北者が米国行きの許可を得て、渡米を控えてバンコクに滞在していたが、今回の大統領令により先行きが不透明になっていると述べた。
現在、北朝鮮から韓国や第三国に向かう脱北者は、中国からラオスを経てタイに向かうルートを使うのが一般的だ。
また、アジアやアフリカからの難民も、交通の要衝であるバンコクに集まる。しかし、タイ政府は難民受け入れを公式には行なっておらず、また、不法移民と難民を区別していないため、難民は逮捕と強制送還の危険にさらされている。