人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

「北朝鮮は1980年代はじめから最近まで、ロンドンの国際保険市場で数千万ドルを毎年、稼いできた。北朝鮮には国営の保険会社がひとつだけで、事故をねつ造しても、外部からの検証が不可能な唯一の国だ。橋梁や工場などのインフラを国際保険・再保険に加入させた後、事故を装う文献をねつ造した」

北朝鮮で、一度に数百人が死亡するような大規模な事故が多発していること自体は事実だ。その多くは無茶苦茶な工期設定や行政の怠慢が原因となった「人災」である。

(参考記事:北朝鮮、橋崩壊で「500人死亡」現場の地獄絵図

しかし北朝鮮当局は、このような本物の事故については、国内にすらアナウンスすることがほとんどなかった。その理由は言うまでもなく、国民の反発を恐れているからである。