一方この裏には、自身が率先して自責しながら幹部の自己批判を誘導し、大々的な粛清と世代交代を推進していくという狡猾な狙いが込められていると韓国の情報機関傘下のシンクタンクは分析する。
(参考記事:金正恩氏の「反省したフリ」は「大粛清」の予告だった!)いずれにせよ、金正恩氏は北朝鮮の最高指導者に就任してからの5年間で、高級幹部や一般住民340人を公開銃殺または粛清しながら統制を強化してきた。そう簡単に恐怖政治をやめるとは思えない。
(関連記事:金正恩体制、5年間で340人を粛清・銃殺)なによりも、昨年末に金正恩氏は今後もより恐怖政治を強化させていく姿勢を見せていた。