金正恩氏が国民に強いる「畑の肥やしに使うアレ」の凄まじい争奪戦

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しかし、どのような内容であろうと、最高指導者である金正恩氏が打ち出した方針を貫徹しなければならないのが北朝鮮という国家だ。そして学校や職場で1000字以上もある「新年の辞」を丸暗記しなければならない。

庶民らにとっては苦行以外のなにものでもないばかりか、日常的な勉強も生産活動も停滞する。それだけでなく。北朝鮮は2015年から新暦の1月1日を「正月」として祝うことになった。本来、三が日は連休のはずだが、様々な理由で過酷な行事や奉仕活動に動員され休む間もない。

そして新年の辞の学習に次いで、北朝鮮庶民らを悩ます恒例行事が堆肥戦闘、すなわち「人糞集め」だ。

正恩氏のトイレ問題

この時期、北朝鮮では住民らに肥料を作るため人糞集めのノルマが課される。