共同通信の調べでは、昨年10月以降だけでも16隻の木造船と27人の遺体が発見されている。12月20日には、能登半島沖で北朝鮮の漁船とみられる木造船が漂流しているのが発見された。また、12月11日に韓国東海岸の沖で発見された北朝鮮漁船は、3ヶ月間漂流していたことが明らかになっている。
(関連記事:能登半島沖でナゾの木造船が漂流…北朝鮮の漁船か?)金正恩氏が2017年の新年の辞で強調した「より多くの近代的な漁船を建造し、東海岸地区に総合的な漁具生産基地を築いて水産業の物質的・技術的土台を強化しなければなりません」という言葉も空しく響き渡るばかりだ。