更に、”多くの人が油を買うお金がなくて、食事の時だけ明かりをともす”と言い、”家で服を作って売る人々も電気がなくて服にアイロンをかけることができずに、石炭の火でアイロンを焼いて、服にアイロンをかける”と話した。
北朝鮮は大部分水力発電を利用しているが、冬には貯水量が不足して発電量が半分以下に落ちる。更に最近、石炭の生産量が減り、火力発電所の稼動率が落ちることも、電力不足を深刻化させている。北朝鮮はかつてから冬の電力取り締まりを強化してきたが、今年は特別に布告令を出すほど、電力事情が非常に深刻な状況だ。
[次は コ氏との一問一答]
- 新年に入って電気は少し供給されているか?
どうしようもない。元旦に数時間だけ供給して、家庭用電気を一切遮断した。そのため、携帯電話の充電にも困る。保安員と配電部の監督員が盗んだ電気を使う人を探し出して、変圧器、電熱器などを回収して、拘留場に連れて行った。