幸いにも運転手は軽傷で済んだが、鉄道保安局の取り調べを受けている。今の時点で明らかになった情報によると、事故の原因は運転ミスではなく、線路状態の不良によるものだ。
事故に遭った突撃隊員と工事用機械は、西海干拓地建設事業所の所属だ。北朝鮮当局が、平安北道(ピョンアンブクト)宣川(ソンチョン)郡と東林(トンリム)郡で進めている大規模埋め立て工事を請け負っているが、大きな支障が出るのは避けられない見通しだ。
このような事故が多発するもうひとつの原因として、北朝鮮特有の「速度戦」と呼ばれる突貫工事がある。