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2014年に脱北し、現在は米国在住のキム・マテさんは、北朝鮮の国営メディアが伝える朴槿恵大統領退陣を求める集会、デモを見た北朝鮮の人々は「(韓国には)集会、報道、出版、結社の自由がある」ということに気づいてしまうだろうと述べた。

また、別の脱北者、デイビッド・キムさんは次のように述べた。

「北朝鮮政府は、韓国を『腐りきった資本主義社会』などと教育しているが、人々は『自由な国だからあのように大統領を引きずり下ろすこともできる』とか『北朝鮮の指導者は代わらないが、韓国の指導者は5年に1回代わる』などと思い、韓国に行きたい、住みたいと思うだろう」

さらに、北朝鮮に大量に流入している韓流のドラマやバラエティも、北朝鮮の人々の考えに影響を与える可能性が指摘されている。番組によっては、韓国の今の世相が色濃く反映されているからだ。