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では、このような間違いが起きないよう、正恩氏はネットのアクセスを拡大する「英断」を下すことができるのか。おそらく無理だろう。

北朝鮮当局は、海外の情報が国内で拡散するのを嫌っており、韓流映画を見ただけの女子大生に拷問を加えるような極端な取締りを行っている。ネットの自由化など、論外中の論外なのだ。

(参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…

そもそも、正恩氏に対して批判的でないメディアなど、主要国にどれほどあるだろうか。しかし本来、国家の指導者にもなれば、ネットに流布する批判や噂、罵詈雑言の類を気にするものではない。