そして、役に立たない亭主関白の男性に三行半を突きつける──つまり「離婚」を言い渡すケースが増えているのだ。女房に捨てられたバツイチ男性は、給料だけでは食べていけず、やりくりする生活力もないため、「餓死の恐怖」に怯えなければならない。
(参考記事:「死の復讐」に怯える北朝鮮のバツイチ男性)今、北朝鮮の老人らはこれと似たような状況に置かれている。
ある家庭では老人の部屋にわざわざ「自爆精神」というスローガンをかけるという。自爆精神とは首領(金日成・正日・正恩)のためには、死も辞さないという意味。すなわち老人に「自殺」することを暗にほのめかしているわけだ。