また「財団法人ミル」の李前事務総長は「2016年の春まで自身も秘線会議に参加した」と語っている。崔氏との関係が現在進行形であることが明らかになる場合には、朴大統領の国政推進力は地に堕ち、職務遂行が困難になる可能性が高い。レームダックを超える「政権崩壊」である。
こうした事態を避けるため、朴大統領が所属する与党・セヌリ党では与野党が合意し選出する「責任総理」が国政の中心に立つ「挙国中立内閣」の結成を大統領ならびに野党に提案した。だが、30日の段階で野党・共に民主党はこれを拒否し、真相究明が最優先と主張している。
着地点が見えない
韓国では2017年12月に第19代大統領選挙が行われる。