朴槿恵氏は、1997年にハンナラ党に入党して政界入りし、2004年には国会議員に当選した。その時に秘書室長を務めていたのが、崔順実氏の夫であった鄭允会(チョン・ユネ)氏だ。朴槿恵氏が、大統領を目指すことを決めたころから、崔順実氏との関係はより密接になっていった。
選挙運動の演説内容、大統領当選後の就任式、国務会議(閣議)の発言など、候補時代から大統領就任後の現在に至るまで、朴大統領の一挙手一投足を崔順実氏がコントロールしていたのではないかという疑惑が取り沙汰されている。
実は、崔順実氏はムダン(シャーマン)で、朴大統領を操っていたのではないかとの疑惑も浮上している。
米公使の秘密電文
朴槿恵氏と崔氏一家との親密すぎる関係について、周囲は懸念を示していた。