北朝鮮はかつて、ベトナム戦争や中東戦争で米国とその同盟国と戦い、経済情勢の良かった時代には、アフリカなどにも軍事顧問や経済分野の技術顧問を派遣していた。
(参考記事:第4次中東戦争が勃発、北朝鮮空軍とイスラエルF4戦闘機の死闘)ここで、外国の戦争に参加することの是非は敢えて問わないことにするが、そのようにして海外で血や汗を流し、犠牲者も出した北朝鮮の軍人や技術者、労働者たちは(本人らが不本意だったとしても)革命を担う「戦士」として称えられたのだ。
しかし、今の海外派遣労働者たちには、そのような栄誉が与えられているようにも見えない。完全に金儲けの道具だ。