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ロシアの警備艇はテヤン10号に対して数回警告射撃を行った。それにもかかわらず、漁船の乗組員は警備隊員に暴力を振るい、頭部を負傷させたため、自衛のためやむを得ず銃撃したという。その結果、北朝鮮の乗組員1人が死亡、8人が負傷した。

北朝鮮の金正恩党委員長は近年、精力的に水産部門の視察を続けている。つまり、漁業関係者には国家から漁獲拡大の号令が下っている状況であり、北朝鮮の漁業の現場は、いろいろな意味で生死をかけた「最前線」であるわけだ。

それだけに、漁民たちの気性も自ずと荒っぽくなるのかもしれない。