同社は、金正恩政権の資金を管理する朝鮮労働党39号室との関連が指摘されており、核兵器やミサイル開発の資金源となっていたとの判断によるものだ。
KBSはさらに、KNICが詐欺的な手法で、海外の保険会社から保険金をだまし取っていたと報じている。
北朝鮮当局は、国内のすべての工場、企業所をKNICの保険に加入させ、外国の保険会社に再保険をかけた。同社はその上で、災害や事故による被害を報告し、保険金を請求を行った。
KBSが一例として挙げたのが、2006年7月に平安南道(ピョンアンナムド)で発生した水害だ。