ノートテルを通じて、外国映像、とりわけ韓流ドラマが平壌などの大都市だけでなく、農村にも広がっている。最近では、韓国で作られた英語教材が見られるという理由で高校生、大学生の間でも人気だ。「すぐに使える3分英語」「1日1分上級英会話」などと言った英語学習用のコンテンツが大人気だという。
しかし、外国映像はあくまでも違法であり、映像視聴や所有が発覚すれば、ただではすまない。実際、今年4月には韓流映像ファイルをめぐって女子大生に悲劇が起きていた。
(参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…)今年1月には、「米国映画を見た」という罪状で、高校生の男女15人が公開裁判かけられた。現地の情報筋によると、公開裁判にかけられたのは16歳と17歳の少年・少女たちだった。