駐英北朝鮮大使が家族もろとも「見せしめ」か…本国から召還命令

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左遷や更迭ならまだいい。農場や炭鉱、工場などで一定期間の労働を通じて反省させる思想教育「革命化教育」、最悪の場合は政治犯収容所に収監される可能性も出てきた。

仮に政治犯収容所送りとなった場合、連座制が適用されてヒョン大使の家族もろとも収監されるかもしれない。英大使という立場から「この世の地獄」とも言われる収容所行きとなれば、まさに「天国から地獄」である。

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それだけではない。金正恩氏は就任以来、高級幹部といえども意に沿わなければ、残酷な方法で「見せしめ」にしてきた。ヒョン大使には、家族もろとも悲惨な末路がまっている可能性もなきにしもあらずだ。

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人質統治も強化

国際社会から非難されているにもかかわらず、金正恩体制は、公開処刑や連座制を廃止しようとしない。