北ミサイルに韓国型ミサイル防衛

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韓国の聯合ニュースは14日、韓国軍が、有事の際に北朝鮮のミサイル基地を同時に攻撃するための「玄武」系の弾道ミサイル数を大幅に増強するもようだと報じた。

韓国政府筋は、同ニュースに「韓国軍は、北のミサイル脅威に対応するため、いわゆる韓国型3軸体系を構築している」と明かした。

3軸体系とは、北朝鮮にミサイル発射の兆候が見られれば、先にこれを破壊する兵器「キルチェーン」や、ミサイルを空中で迎撃する韓国型ミサイル防衛(KAMD)を構築し、玄武系の弾道ミサイルを大量に確保することだという。

これに先立ち、北朝鮮は、韓国に米軍の最新鋭高高度迎撃システム「THAAD(サード)」が配備されることに対して連日のように反発しながら、同システム配備をめぐる韓国内の世論対立に、テコ入れする宣伝戦を展開している。

今回、韓国軍が弾道ミサイル強化を明らかにしたことに対して、これまで以上に反発することが予想される。