北朝鮮の外務省代の代弁人(スポークスマン)は13日、朝鮮中央通信社とのインタビューを通じて「米国は極悪な戦犯国、人権蹂躙国として人類の峻厳な審判を受けなければならない」と主張した。
スポークスマンは、英国政府のイラク戦争真相調査委員会が、2003年に米国が起こしたイラク戦争が不法的で不当であったと結論した報告書を発表したことを取り上げながら、「英国が『大量殺りく兵器脅威』という米国のねつ造によって起きたイラク戦争の不法さを公式に認めたことによって、米国こそ国家テロと人権蹂躙(じゅうりん)、世界を席巻するあらゆる不幸の禍根であることが再度証明された」と主張した。
そのうえで「核戦力を中枢とする戦争抑止力をいっそう磐石のごとく打ち固めることによって、わが共和国に対する米国の前代未聞の悪らつな敵対行為と新たな戦争挑発策動を断固と粉砕し、朝鮮半島と地域の平和と安全をしっかり守っていくであろう」と強調した。