しかし逆に言えば、朝鮮労働党大会を見ることで、われわれの課題は明確になる。金正恩氏の暴走を止めるには、北朝鮮の民主化しかないということだ。
今はその萌芽すら容易にみつけられないが、自分の生命が独裁者の玩具に過ぎないと悟ったとき、北朝鮮国民の間から必ず何らかの動きが出てくる。
それを受け止めるのは、一義的には同族である韓国であろうが、そのときに何をできるかを考えておくことが、日本の安全保障にとってもますます重要になっている。
(文/ジャーナリスト 李策)
しかし逆に言えば、朝鮮労働党大会を見ることで、われわれの課題は明確になる。金正恩氏の暴走を止めるには、北朝鮮の民主化しかないということだ。
今はその萌芽すら容易にみつけられないが、自分の生命が独裁者の玩具に過ぎないと悟ったとき、北朝鮮国民の間から必ず何らかの動きが出てくる。
それを受け止めるのは、一義的には同族である韓国であろうが、そのときに何をできるかを考えておくことが、日本の安全保障にとってもますます重要になっている。
(文/ジャーナリスト 李策)