HOME > 北朝鮮 > 政治 > 36年ぶり党大会が見せた北朝鮮「民主化」への課題と可能性 2016年05月20日 | 党大会 李策 しかし逆に言えば、朝鮮労働党大会を見ることで、われわれの課題は明確になる。金正恩氏の暴走を止めるには、北朝鮮の民主化しかないということだ。 今はその萌芽すら容易にみつけられないが、自分の生命が独裁者の玩具に過ぎないと悟ったとき、北朝鮮国民の間から必ず何らかの動きが出てくる。 それを受け止めるのは、一義的には同族である韓国であろうが、そのときに何をできるかを考えておくことが、日本の安全保障にとってもますます重要になっている。 (文/ジャーナリスト 李策) 34