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韓国の聯合ニュースによると、平壌からバンコク(中国・瀋陽経由)に向かう高麗航空便は、今年1月から運航を始め、主に中国からタイに向かう観光客を乗せていたが、4月末に突如、運航を中止。

最後の運行となった4月26日のJS253便には、乗員のみが搭乗し、乗客は一人も乗せられなかったことが明らかになっている。

最近、高麗航空の営業担当者(中国人)が辞職を申し出たことが明らかになっているが、制裁の完全な履行を表明している中国政府が、同社に対して圧力をかけた可能性もある。

また、タイ政府も国連安保理で採択された対北朝鮮制裁決議の履行を決定しており、運航の中止は制裁の圧力によるものと見られる。