朴大統領、「南北問題では与野党が一つに」…北朝鮮の核実験兆候に対して

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韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は18日に行われた大統領府(青瓦台)の主席秘書官会議で、「軍は北朝鮮がいつ、どこで、どのような形で挑発を行っても断固として対応できる強力な態勢を維持しなければならない」と指示した。

北朝鮮は、今年1月6日に第4次核実験を強行した。つい最近も豊渓里(プンゲリ)にある核実験場で、車両と人の動きが活発化するなど、第5次核実験の兆候を見せている。

北朝鮮の動きに対して、朴大統領は、「(韓国)内部の備えが重要だ」としながら「安全保障と南北問題では与野党、保守・進歩(革新)を問わず、一つにならなければならない」と強調した。

朴大統領の発言の裏には、今月13日に行われた韓国総選挙で与党「セヌリ党」が大惨敗し、朴政権のレームダック(死に体)化が進むことが予想されるなか、安保問題や北朝鮮問題を通じて、求心力を維持し、スムーズな国政運営を行おうとする狙いがあると見られる。